今回スピーチをしたブラジル人は、Public Speakingについて、ネイティブを含め皆がどれだけ苦手意識をもっているか、そしてそれを克服することがいかに大事かを話したのだが、恐らく英語のレベルでは僕と同じくらいの彼が、丁寧にスピーチをする姿は印象的だった。話の構成、多彩なQuotation、デリバリーを考えるとかなりしっかりとした準備をしてきたのではないかと思う。
その彼のスピーチで紹介されたギリシャのペリクレスという哲学者の格言が、今の我々の心境を如実に反映していた。
"Those who can think but cannot express what they think, place themselves at the level of those who cannot think."
恐らくは彼もこれまで伝えたくて伝えられないことが山ほどあったのではないかと思う。言葉の意味する内容とは逆に、何となく勇気付けられた。何度も同じことを書くようだがコミュニケーションについては、少しずつ進んでいくしかないし、少なくとも前向きな姿勢は外から見ていても好意をもてるものなんだな、と思ったミーティングでした。
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