2009年8月30日日曜日

Costa Rica 旅行あれこれ

良く考えると、アメリカ人と長い期間旅行をするのは初めてで、ある意味カルチャーショックを受けて帰ってきた。アメリカを知るということは、これまで途上国にいってその国の人達を理解しようと努めてきたことと同じくらい、新鮮なものだったのは以外だった。

■Multiculture
今回の旅行ではinternationalが僕を含めて4人、あとは皆アメリカの国籍を持つ人達だったが、インド系、中国系、韓国系、ラテン系とバックグラウンドは様々。違う宗教を持つ人との結婚に悩んだ話や、食事の話なども面白かったが、何よりもそれを乗り越えてコミュニケーションを取っていく彼らの力は素晴らしい。7日間いても、もううんざり、と感じることは無く、日本の団体旅行とは違う緩やかな集まり方は非常に居心地が良かった。ただ、何年間かの途上国での経験を上回るような、Multiculturalな経験を持つ彼らの中で、自分の強みがどこにあるのか、突き詰めていく必要がありそうだ。

■アメリカ文化
ネイティブの英語についていけない、という以上に、映画やドラマの話、ローカルの話題にはついていくのが難しい。日本でお笑いの話をするのと同じように、どのドラマが面白かった、という話で盛り上がれないですし…。これはまぁ、ある程度のところで諦めるしかないとは思うけど。

■日本について
もちろん日本に行ったことがある人、日本人の知り合いがいる人も多いし、日本食は中華、イタリアン等といった料理と並び確固たる地位を得ている。皆日本について良く知っている。さて、日本について僕ができるアウトプットは何があるだろうか。僕は日本の何を説明したいのか?これは以外と難しいテーマである。

昼間からバカみたいにビールを飲んで、泳いだり踊ったりの最高の日々だったが、コミュニケーションの問題も含めてもっととけ込みたいと感じた。とけ込みたくないと感じなかったのはまぁ良かったが、まだまだ深く掘り下げられると感じたのは悔しかった。そしてその中で自分の付加価値を如何に出していくか。良い感じに課題設定できたように感じている。

シカゴに戻ってきました

コスタリカの旅は思っていた以上に刺激的で、あっという間に過ぎ去っていきました。写真は今回のたびのマスコットのQuatro。コスタリカの地方の空港にて。
森の中に入ると人を寄せ付けないような神秘的な雰囲気が漂っていました。とはいえ、みんなで行くと騒ぐのですが。
良く考えると野生の猿なんてそれほど珍しくはありませんね。日光に行けば会える。
顔見せができないのが残念なのですが、本当に良い友達にめぐり合うことができました。太平洋に沈む夕日をみながら雑談。一日中話していました。感動すら覚えるほど多くのことを感じた旅でしたが、今日はもう寝ます。また明日。

2009年8月27日木曜日

Costa Rica Part 2

Hey, I am still in Costa Rica and enjoying trips with my fellow students. Here we have wide variety of activities including Rafting, Boat Trip, and Swimming. I will cast some of my pictures soon after going back to Chicago, as I cannot use my iPhone in my hotel. I will be back on Satruday.

2009年8月25日火曜日

Pura VIda! Costa Rica!!

コスタリカにやってきました。Boothでは、Random Walkという毎年恒例の行事があり、新入生(参加は任意)は10人前後のグループに分かれ、南米、アジアなどの10数カ国に旅行に行くことになっている。知り合いを増やす格好の機会というわけ。

これまで出ている英語のコースと違い、Nativeが殆どなので会話についていくのは大変だが、良いトレーニングになりそう。もちろん、ネイチャーウォッチングも楽しんでいます。それにしても、コスタリカという国は豊かです。


2009年8月20日木曜日

荷物が届いた

今日はESLの授業のあと、大学から少し歩いて56th St.にあるイタリア料理Piccolo Mondoで男4人で昼食。カラマリパスタは日本より少し味が濃かったが絶品。シャルドネもおいしかった。
帰ったら日本からの荷物が届いていました。なかなか来ないと思って電話したが、実は1週間くらい前にシカゴには着いていたらしく、メールで連絡してくれていたとのこと。気付かなかったのか迷惑メールにフィルタされたのか。

広げてみると、あまり清潔感のない衣類と、勉強用の味気ない本ばかりだ。文庫本は「陰翳礼讃」、「武士道」、「破戒」、「ノルウェイの森」のみ。何となく日本の僕の部屋の雰囲気がそのまま送られて来た感じでうれしくはあるが、とりあえず窓を開けて換気することにした。

アルバムも届きました。やっぱり、こうして眺めるとうれしいっす。ありがとうございます。

2009年8月19日水曜日

Booth Party!!

今日は誘われてBoothの生徒との飲み会に参加。日本やアジアに関心を持っている学生や、中東から来た学生と話す。中国と比べて、如何に日本での仕事が大変か力説された。ホンネと建前の区別や、日本独自の方法論の堅持が、外から見ると「言う事を聞かない人達」と見えるらしい。何故そうなってしまったのか。彼らの良いところは盗めばいいのに…

段々英語でのコミュニケーションもうまく回り始めて、いい感じになってきた。

アメリカ度量衡


アメリカは華氏(Fahrenheit)やMileをはじめとした特殊な度量衡を使うことで有名な国ですが、この3穴ファイルには大分戸惑います。2穴パンチは良かったとしみじみ感じる。ちなみに、使用する紙もレターサイズといってA4より少し短い紙。これは南米でも結構流通しています。

缶ビールは12oz缶が売られ、水は1gal(3.8l)パックが流通、肉は1lb単位で値段が決まっているのです。数取り団です。モンロー主義です。

2009年8月18日火曜日

Pre-School開始

遂に今日からPre-Schoolが開始。ESLとはいえ朝の9時から学校で授業を受けるのは数年ぶり、いや大学の頃は朝9時から授業を受けたことが無かったからもっとだ。しばらく英語をつかってなかったので鈍りまくっている…

夕方は家に戻ってResume作り。Boothのネットワークを使って諸先輩方のレジュメを参考にし倒して作るわけだが、こういったリソースが非常に充実しているのがBoothのいい所。先輩のレジュメを見ていて、会ってみたいと感じた人が何人かいたので、アポを取ってみようと思っている。

そんなことを考えながら今日もシカゴの地ビールを堪能。Goose Islandというコクのあるビール。生で飲むとまじでうまい。これも12ビンで11.99$と激安。ミルウォーキー産のMillerやOld Styleも好きだが、これが一番好みかなぁ・・・。

2009年8月16日日曜日

ミレニアムパーク・コンサート

今日はシカゴの中心部に位置するミレニアム・パークでベートーベンのSymphony No.9を聞いてきた。恐らくは6,000人以上収容できそうな大きな芝生の観客席(一部は椅子)が満席、皆、家族連れで夕食やビール、ワインを持って集まって来ている。コンサートとはいっても赤ん坊の泣き声が聞こえたり、顔を真っ赤にして談笑する家族がいたり。

シカゴでは夏の間、毎週末こういった野外無料コンサートが開かれる。これだけキャパシティのある会場で、印象的なイベントを打つことが出来るのであれば、それはそれで、宣伝効果はあるのかもしれないと感じた。アメリカはコミュニティへの貢献が重要視される国だと聞いているし。ちなみに、スポンサーは電気の配給会社ComEdやAmerican Airlinesなど。

何かと「地元感」を持つことが難しい東京から来た僕にとっては、Chicagoanとのゆるやかな連帯感が何とも言えず心地良い。こっちに着いてから、Chicago Tribuneという地元紙を読んでいるが、結婚に関する記事からカブスの応援記事、死亡記事に至るまで、シカゴ市民の地元に対する愛着を感じる。localityは、アメリカを理解するkeyのひとつだと思うので、この2年間で探っていきたいと思う。

2009年8月15日土曜日

生活立ち上げ週間

1週間以上かかりましたが、ようやく生活環境が整ってきました。手続き関係では、大学でF-1ビザの登録、携帯電話の購入、電気会社へのRegistration、インターネットとケーブルTVの申し込み、予防注射、買い物関係では家具、調理道具、机周りなど一通り買い揃える。

基本的に家具と生活用具は先輩のムービングセール、IKEA、Bed Bath and Beyondにて購入。日本人留学生のAさんの車に乗せてもらい、郊外のIKEAに行けなかったら今の生活は成り立たなかっただろうな。基本的な家具はIKEAでしっかり買い揃え、足りないモノはダウンタウンにあるBed Bath and Beyondで調達。Crate & Barrelというおしゃれ雑貨の店もあるのだが、とりあえず必要最低限のものを、安く調達できればいい。に、しても、社費派遣の人は羨ましいなぁ・・・奨学金があるとはいえ、どんどん貧乏になっていくよ。

IKEAが凄いのは徹底して客に「やらせる」ところ。倉庫からの家具の積み出しの労力は半端ないし、到着した家具を組み立てるのも一苦労。1日半もかかってしまった。その分、良い家具を安く手に入れられる。デザイン的にも結構イケてるものが多い。2年間の学生生活には贅沢すぎるくらいです。

仕事を辞めてからの唯一のSummer Vacationの2週間は、引越しと生活のセットアップに始終したが、のんびり料理を作ったり、久しぶりにお気楽な日々だったなぁ。来週からはサマースクールが始まるので、気を引き締めていかないと。


Hanging around in Chicago

welcome to Chicago!
高層ビルの街です。
ピカソの作った像もある。
Yellow Cab. どこへ行くのか。
地下鉄も治安は問題なし。外も走って気持ち良い。
さわやかですな。秋みたい。
鉄の街シカゴ。
一週間お疲れ様でした。

2009年8月8日土曜日

Chicago Day 3

とりあえずマンションに入居、学校に到着の届出を済ませて、家具や食器を買いに行く。早く携帯を買わないととおもいつつもう3日目です。

大学に立ち寄った際、特に用はないがBoothにも行ってみる。シカゴの古めかしい建物の中でKYなくらいに近代的な校舎。かっこいいです。

大学まではダウンタウンから電車で20分くらい。結局日本にいるときと同じくらいの通勤時間がかかるが、それでもダウンタウンの住居は捨てがたい。通学路はこんな感じ。家の周りにはスーパー、薬局、サブウェイ、リカーショップがあってとりあえず生活必需品はすぐ手に入る。ただ、家具は街中に出ないと買えないので、ここ2日間は物凄い距離を歩きまくっている。これは痩せるな。

と、おもいながら、ビールを購入。16oz(485ml)×6で5ドルくらい。激安ですよ。食材はまだ良く分からないが、生マッシュルームがしいたけみたいな感じで売られているので今後の主戦力になりそう。オーブンもあるし何かと便利なマンションです。

2009年8月7日金曜日

シカゴ到着

昨日の夕方にシカゴに着きました。日本のクソ蒸し暑い夏が懐かしくなるほど、シカゴはからっとしていて過ごしやすい。夜は長袖を着ないと寒いくらいです。

東京を出るにあたっては、片付けに必死でセンチメンタルな気持ちになる余裕すらなかったのですが、さすがに出発の日、空っぽになった部屋で朝早く、ひとりボーっとしていると、MBAへの準備のみならず、仕事に腹が立って色々なものを蹴っ飛ばしながら帰った日や、大騒ぎした飲み会など、この数年間にあった楽しかったこと、辛かったことが思い出されて泣けました。

持って行く荷物はエジプトに行ったときと同じくらいのはずなのですが、体力の衰えとあまりの暑さに空港につく頃にはヘロヘロ。11時間の飛行機の旅はひたすら眠り続け、あっという間にシカゴに到着。3度目のシカゴですが、またも街並みに圧倒、感動すら覚えました。ここが自分の街になると考えると、嬉しくてたまらん。

学校での手続きや生活のセットアップなどやることが山積しているので、今日一日はがんばらないと。日曜日はきっとのんびりできるでしょう。

2009年8月3日月曜日

渡航準備あれこれ

僕は全く生活能力の無い人間なので、アメリカでまともな暮らしが出来るのかきわめて不安ですが、ようやく昨日から引越しの準備を始めました。海外への荷物はヤマトの海外別送サービスで3箱、残りの荷物は実家に送ることとし、電子ピアノは幾つかの会社に相談したが、送料が元値の3倍もするので泣く泣く捨てることに。アメリカでまた買えば良いや。

本棚、机、いすは全て廃棄。廃品回収業者に電話してみたら即日で人が来てくれたが、高すぎたので止めた。これは市のサービスがとりに来てくれるまで、マンションの駐車場に安置しておく。全部で大体4,000円。大家さんの理解がないと出来ない話だ。洗濯機、冷蔵庫、テレビは15,000円くらい払って引き取ってもらう。これは立ち会わないといけないので明後日朝に来てもらうことに。パソコンは無料買取サービスに送ってしまう。

あとはただひたすら、ゴミとして廃棄。

さて、出発は6日午後。今日も明日も飲み会。待ったなしだぜ。

ちなみにビザはさくっと2日で取れた。渡航準備は保険に入るくらいかな。

2009年8月2日日曜日

八丈島キャンプ その2

「見晴らしの湯」までドライブ。

漁港でくさやを買って、

2日目も日が暮れていった。

どうも人が写ってないと臨場感にかけますが、すばらしい3日間でした。朝方蚊が出て寝不足になったけど…。

2010 4/21 八丈島キャンプに関心を持たれている方がこのサイトを訪れてくださっているようですので、細くします。(もし僕の友達だったらがっかりだけどさ)

キャンプ地:底土キャンプ場
トイレ・シャワーがあり前面芝生で非常に居心地のよいキャンプ場です。歩いて砂浜までいけるので非常にお勧め。家族連れも安心です。一応電話で予約をしておいたほうが良いと思いますが、特に宿泊中はチェック等ありませんでした。バンガロー風の建物もありますがこれは他のグループに使われていた。

キャンプ道具について:テント以外殆どのもの(ガスコンロ・木炭含む)が近くのスーパーで手に入ります。私は飛行機に乗るときにガスボンベ等を没収されてしまったので、スーパーで補充しました。クロネコを使って荷物を先に届けるのがクレバーだと思います。

移動について:レンタカーが無いと厳しいと思います。学生であればバスとチャリで気合で頑張ってください。

食事について:幾つか美味しいすし屋があるのと、クサヤ・アシタバで酒を飲めば何杯でも行けるでしょう。

温泉について:沢山あるのでどこでもいいと思いますが見晴らしの湯は素晴らしかった。

2009年8月1日土曜日

退職

31日をもって退職しました。退職にあたって、これまでお世話になった多くの同僚や先輩からメッセージをもらった。やめるなんて勿体無いと言う人もいたが、多くの同僚が、「振り向かずに進め!!」と励ましてくれたのがうれしかった。

同期の送別会では、僕が仕事を通して達成しようと思ったこと、出来なかったことを話しながら声が詰まってしまった。特にこの一年間、出向先と親元との関係を取り持ち、親元の仕事ぶりや、情報発信をうまく伝えようと試みてきた。出向先で罵倒されることも、後ろから鉄砲を撃たれることも数多くあり、本当に辛かったし、結論においては伝えたいことの30%も伝えられなかったと感じている。だからこそ、これから会社に残る同期には、是非とも僕の出来なかったことをやって欲しいと話した。

そして今日からの我々に向けたメッセージはこれしかないと思う。

「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ!!」

ありがとう。