2009年11月28日土曜日

つい心が折れそうに

なります。ボストンも終わってホッとした、というのもあるのですが、途上国ビジネス系のインターン探しはとてつもなく大変で、先が見えなすぎるし、語学もちっとも上達していない気がするのです。ドバイ・ワールドの債務返済延期は冷め切った新興国ブームに直接的に追い討ちをかけているのと、アメリカの上り調子の株価に対するネガティブな影響もあるわけで、全く暗い世の中になったものです。

とはいえ、出来ることをやるだけなので、世の中の動きにセンシティブになりつつ、自分に不足しているスキルセットを補い、できる限りの情報収集をしていきたいと思っています。

まぁ、それはそうとして、昨日は日本食パーティーをやろう、と企画したところ、合計で20人もの人が家に集まってくれました。狭かった。が、どうすか、この料理は。まぁ僕が作ったのは太巻きとおでんだけなんですけどね。皆大喜びで飲んで食って帰っていきました。まだまだ日本人コミュニティーとしてBoothに貢献できることはあるな、と実感しながら泥酔して眠りにつきました。

2009年11月25日水曜日

Thanksgivingまで

あと一日。眠い。ダメだ、脳ミソが動かん

学校も街も若干浮かれモードです。僕はシカゴで酒飲んだり就職活動のリサーチしたりしていると思います。

2009年11月24日火曜日

MBA vs MBA

ボストン行ってきました。いつも仲良くしてもらっているKelloggの皆さんや、Duke, Wharton, Michigan, HBS, Stanford, MITとアメリカ各地のMBA生と話すことが出来、その点では大満足。さらに、Kennedy, SIPAといった行政系の大学院の方ともお話できて、非常に充実した4日間でした。MBA生にとって最大の仲間そしてライバルは他のMBA生な訳で、お互いに情報交換しながらこの不況を乗り越えましょう、といったところだが、あらためて日本人留学生全体のポートフォリオの感触がつかめたのは良かった。まぁそんな悠長なことは言ってられないんだけど。

さて、今週はThanksgivingがあるのですが、恐らくは冬休みまで走り抜ける感じです。次はDCだ。

2009年11月19日木曜日

Emerging PE

大分前の記事ですが。すでに先を行かれている。すごいなあ。まぁ、今年はかなり落ち込んでるんだろうけど。ところで、MBAの同級生からの情報収集と、自分での情報収集をmixすると、どんどん深く掘り下げることが出来る。ビジネス・ファイナンス系の用語も結構英語が頭に入ってきて、新聞を読むのも面白い。

2009年11月18日水曜日

景気悪いなぁ~

日本も大変なことになってますね。アメリカの景気については、楽観的な見通しもありますが、ここんとこの個人消費の伸びは殆ど借金でまかなわれているあたりを見ると、希望的観測に過ぎない?という噂もあります。株価は5年前水準まで戻ってきているんだけれどもね。

全く、新卒の就職といい、MBAといい、運が悪いわ。まぁ、景気がいいときに仕事を見つけた人がうまくいくとは限りませんからね。せいぜい血の汗を流します。

2009年11月15日日曜日

ガリガリやってます

ボストン行きの準備も含めガリガリと作業中です。シカゴの恐ろしいのはQuarter(4学期制)という仕組み。秋、冬、春学期に加え、夏学期というのもある。フルタイムのMBA生は殆ど出ないんですが。

何が嫌かって全てがインテンシブになってしまうこと。中間が終わったらすぐ期末。日本の高校みたいです。ということで、来週からは来学期の授業のBidが始まるし、レポートも書かないといけないし、そんな中で就職活動も大変!まぁ、暇よりは良いか。Last Minutesの僕にしては珍しく水曜日までに提出しないといけない3つの宿題も殆ど終わっているし、頑張れると思います。

2009年11月12日木曜日

プロジェクトようやく軌道に

Business Solution Groupという学生グループで、シカゴにあるe-commerce企業の成長戦略を考える、というプロジェクトに関わっているのだが、ようやくチームが軌道に乗り始めてきた。クライアントとの相談の中で、スコープの修正があったり、最終的な提言までのパスがうまく描けなかったりと苦戦していたが、2年生の提言もあってメンバーもやるべき仕事を認識し、ちゃんと宿題をやってくるようになった。

このチームプロセスは長期戦なのが良い。授業のコースワークは単発なので、チームのモードの変化は味わえない。僕はロジカルなリサーチの実施に加え、言いたい放題いう彼らの論点整理、曖昧な概念の明確化といった役割を担うよう心がけているが、まぁそれなりに貢献していると思う。ただ、何で言うこと聞いてくれないの?そんなこと2週間前から分かっているじゃん、ということも多々ある。まだまだ未熟である。就職活動が忙しくて時間的なコミットメントがいまいち、というのもあるが、本当はクライアントからのヒアリングでももうちょっと力を発揮できるんだよな~。そんなこと言ったら相手が心をとざしちゃうじゃん、と良く感じる。

非常にもどかしい。

2009年11月10日火曜日

MBA受験シーズン到来

Boothでも1st roundの選考が始まっているらしい。僕自身はMBAを受けるに当たり、情報収集・試験勉強・エッセーの作成、と仕事の合間を縫って相当苦しい思いをしてやったが、是非日本人のアプリカントの方にいい結果がでると良いなと期待しています。

試験の準備を進めていることを会社に相談できるような環境には無かったのだが、ぶっちゃけた話に乗ってくれた大先輩のうち一人が「自分の人生にとって何が一番重要か、考えろ。」と言って後押ししてくれた。うちのようなおカタい組織において、プレッシャーの相当キツい仕事をやっていた自分にとっては僥倖に近い言葉だった。

別にMBAに限った話ではないが、ゼロベースで考えた場合、自分にとって何が一番重要なのか。明日のプレゼンが、3年後の自分の姿か。それを考えて、組織に貢献するもよし、勉強するもよし、家庭や身近な人とのつながりを尊重するのも良いと思う。が、最終的に自分の生き様を評価できるのは自分しかいない。

2009年11月9日月曜日

Mitsuwa 至福の時


中間が終わって今週は宿題も少なく、土曜日は日本人学生とMitsuwaという日本食スーパーに買出しに。梅干、なっとう、ゆかり、味噌汁などを買い込み山頭火で昼食。至福の時である。今日はエバンストンまで訪れてKelloggの学生と飲み会。学生寮のホールで中華・ビール・ワイン。これまた最高である。さらに普段4度とかに冷え込んでいるシカゴの気温が今週末突然20度くらいにあがり、外は半そでの人もいる位。そんなハッピーな出来事が続き、思わず心が折れそうになった。

(おっさんの手が入ってしまったがしょうがない。)

就職活動も本格化し、さらにギアを入れていかなければならない。MBAに受かるとチャンスは広がるが、競争は、激しい。あらためて楽な道を選んだ訳ではないと感じるが、まぁ自分に出来ることをやるだけっす。頑張ろう。

2009年11月6日金曜日

次はBostonだ

今月は就職活動のためBostonに行く。飛行機代もホテル代も日本と比べると「気持ち」安いが、お寒い懐事情を考えると辛いものがある。とはいえ、MBA仲間とも会えるしボストン観光+サムアダムス+シーフードを満喫して来よう。ボストンに居る人は是非飲みに行きましょう。

まぁしかし、Hotwireは楽しい。例えば、「BostonのFinancial Districtで三ツ星」、みたいに場所とランクを指定して、お金を支払うと泊まるホテルを教えてくれるシステムなのだが、Expediaなどで予約するより30%~50%以上安くなることもある。アメリカはこういう新しくて斬新なサービスが沢山あって良いですな。ベンチャーが実に浸透していると感じる。

さて、金はないですが来月はまたDCに行きます。

TNDC tonight!!

入学前のpre-workでMyers-Briggs Type Indicator (MBTI)という性格診断テストをやった。この診断では4つある項目毎に2種類の特性が定義されていて、受検者は合計で2の4乗で16のタイプに分類されることになる。くわしくはこちらを見てもらえればどんな感じかがわかると思います。

面白いのが、コアのクラスで時間を取って、自分がどのカテゴリーに属するかを予想してから結果を見るというやり方。いい年こいて自分の性格なんて分かっているよ、と言いたくなるが、予想と全くことなる診断結果でびっくり。ENTPというカテゴリーだった。特に驚いたのが、外交的(Extraverted)な性格と診断されたこと。自分では引きこもってぐちぐちしているときにエネルギーを補給していると思っていたのだが、実は他人と話しているときに活力の源を貰っているらしい。確かに、考えてみると、月曜日に会社に行ってホッとする事がよくあった。こういうtipsを知っていると無理・無駄を減らすことになりそうな気がする。

と、いうことで、今日は久しぶりにTNDCに行ってきた。TNDCとはThursday Night Drinking Club、の略で、飲み会が毎週開かれるだけの話なのだが、バーを貸しきっての2~300人での飲み会なので結構大規模。すし詰め状態で音楽もガンガンにかかっているので大声で話さなければならず、人が集まるのも10:30頃と遅いので、行くのが億劫になるのだが、行けば楽しい。立食なので居酒屋の飲み会と違ってじっくり「語る」ことは出来ないが、席替えタイムが無くても色々な人と話すことが出来るし、2次会まで付き合わないといけないとかいうこともなく、入るのも出るのも自由。今日は中間が終わって開放感に満ちた人たちで溢れていて、久しぶりの友達とも会えたし、何となくすっきりした。

帰りは地下鉄に乗って帰ったが、12時を過ぎていてもダウンタウンではそれ程やばい空気は流れていない。キリッとした空気の中で街を歩いていて、3ヶ月たってもまだこの街が好きだし、いつまでも住んでいたいな、と感じた。

2009年11月3日火曜日

INAZO

Sushi, Seppuku, Humilityの裏にある日本の歴史や文化、考え方を知ってもらいたいと感じながら、なかなかうまく説明しきれず歯がゆい思いをしている。同じようなことを100年前に感じ、「変わっているね~」と思われるだけでは良しとせず、「武士道」という本を著したのが新渡戸稲造である。旧5000円札の人である。

彼は1862年に生まれ、アメリカに留学、国際連盟の事務次官になってUNESCOを創設者したということで当時の超国際人なのであるが、海外で日本の「無宗教」をうまく説明できなかったことを契機に、「武士道」を著し、これが17ヶ国語に翻訳されベストセラーになった。この本は、日本人の倫理、美徳といった表現し辛く説明しにくい概念を豊富な事例と西洋の古典との比較で説明している。例えば水戸光圀の著書とプラトンを比較したりしているのだが、客観性を保ち、分かりやすく噛み砕いて説明する努力が随所になされている。

長期にわたる海外での生活と大量の書籍から相手の文化を学び、自分の文化を伝える彼のアプローチ、そしてチャレンジ精神から学ぶものは今の僕にとって相当大きい。


…という話をBoothのスピーチセミナーでしてきました。多くの人はもう少し個人的なお話をしていたが、ぶっちゃけ僕としてはこの3ヶ月で自分語りに辟易しており、何かもう少し抽象的なことを伝えることにチャレンジしたい、という思いがあったのでこのトピックを選んだ。話をしながら、Audienceがちゃんと話しに引き込まれているな、という感触もあったし、講評会での感想を聞く限りでは、僕の個人的な経験と、彼の経験がConnectされていて分かりやすかった、ということであった。具体的な事例を挙げること、何でそのトピックに自分がPassionateであるかを伝えることが大事なんです。

日本から持ってきた数少ない本の一つですが、シカゴに居る方にはいつでもお貸しします。

武士道 (岩波文庫)武士道 (岩波文庫)
著者:新渡戸 稲造
販売元:岩波書店
発売日:1984-10
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

2009年11月1日日曜日

Summer Time 終了

朝起きたらサマータイムが終わっていた。iPhoneの時計と他の時計が合わないな~と思ったらそういうことらしい。得したはずの一時間は完全に惰眠に取られてしまいましたが、今日は気持ちよくもすがすがしい朝です。来年の春頃にハーフマラソンに出ようと思っているのだが、そろそろ走り始めようかな。

昨日は何となくミートソース風で勝負。ちょっとだけオイスターソースを入れたら味が柔らかくなった。良く分からないけれどオイスターソースって味の素みたいなもんだな。