2009年10月25日日曜日

DC trek!

いやー、ということでWashington DCに行って来ましたよ。また少しですが、目指すものに近づいた気がします。一日目は、世界銀行・IFCで日本人のオフィサーにお話を伺う。これが世銀のオフィス。感無量です。
そして同じ通りを歩いていくとIFCがあります。キャリアについて、就職活動について話し込む…。
二日目は、シカゴの学生達とEmerging Private Equityを中心に数社を回る。今回はFirst Touchということで、基本的な情報に終始してしまった(人数も多かったし)が、アフリカを中心にFor Profitのファンドを運営している(!)会社や、Energy分野(発電・配電)で各国に投資している会社など、ビジネスモデルも様々。但し、基本はインフラである。バックグラウンドとしては、途上国の国営企業の民営化と資源価格の高騰にある。だとすると、モデルとしてのサステイナビリティ、今後の成長のポテンシャルはどの程度なのか。Investmentという手段とは別に、コンサルティングはビジネスとして成り立つのか(多分成り立たない)?など、知りたいことは山ほどある。また来よう。

観光は、夜にちょっとだけ。これが有名なホワイトハウスですよ。朝に予約すれば中に入れるらしい。何か大きい家、という感じでした。
その隣には財務省Dept. of treasury があります。そして、その対面には、
Bank of AmericaとPNC Bankが…。日本的な常識としては、これは有り得なくない?これがMarket至上主義の実態ですか?と思ったのだが、DCに在住していた友人に聞いても「ただの支店だと思うよ~」とサラリ。うーん、良く分かりません。

とにかく、10年くらいかかりましたが、ようやくここまで来れたか、と感無量でした。とはいえ、課題は山積み。今後のEmerging Marketビジネスの動き、自分のキャリア上のフォーカスの仕方の戦略など、考えないといけないことが沢山ある。印象的だったのが、エネルギー関連のPEのパートナーレベルの方のコメント。「Emerging Marketって何?もはや、メキシコやブラジルはEMでは無い。そこで課される仕事は先進国(彼の言葉ではWestern Countries)と同じだよ。」…となると、EMというエキスパタイズ自体、有り得なくなる、ということか。確かに、そうかもしれない。

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