2009年10月4日日曜日

Cosmopolitan

シカゴは留学生の比率が38%と他のMBAに比べても非常に多い。但し、その内情を見ると、アメリカで長い間住んでいた人たちが驚くほど多いのに気がつく。いわゆる"Brain Drain"、途上国の優秀な人材の海外流出をアメリカから眺めるのは面白い。

彼らが極めてindividualisticなのには驚く。留学というとどうしても明治~昭和初期の「国費留学」による海外の知識の習得と、国家への貢献のイメージが強い人が結構多い。アメリカにいると多少センチメンタルにナショナリスティックになる気持ちも分かる。ただ、これからはCosmopolitanの時代なのだ。Logical thinking, English, Adaptability, Financeというツールを駆使することができる人材がWorld Classで勝負できるのだろうと感じる。お国への還元をするかしないかは、それが出来るようになってからの話なのだ。

ところで、Adaptability、どんな環境でも適応でき、ネットワークを広げることができる能力は僕が前働いていた職場では極めて激しく鍛えられます。今になってそれに気付きましたが、本当に感謝です。

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