これを図にするとこうなります。既存の事業をうまく表現する言葉が無かったので、あえて"Greed"としました。
DemandとSupplyの二つの円をあわせるとこうなります。
こうしてざっくりとセクターごとに見ると、双方から提供されるサービスの差はそれほど大きく無さそう、というのがしっくりくると思います。例えば、真ん中に位置する、水・道路といったインフラ、医療、ファイナンス等はSocial/Greedの双方から提供される財/サービスです。
従って、途上国の所得が低い層にとっては、こんな感じに見えるのではないでしょうか。
ということで、Socialの側も、Greedの側も、緑・オレンジに色が着いた枠を広げようと頑張っています。Social側からすると、緑の枠を広げていくことに社会的意義を見出していて、Greed側からすると、オレンジの枠を広げていくことでオカネがもうかるようになっています。この枠を広げる方法は、技術革新・事業モデルの革新など、色々あると思います(※この枠を広げること自体をソーシャルと呼ぶのが最近の社会起業だと思います)。
どっちの側に属していても誰かの生活を良くすることは出来そうです。でも、片側だけでは世の中は成り立たなそうです。そして、どちらの側にいるとしても、枠を広げる仕事というのが一番面白そうな感じがします。
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