2010年3月7日日曜日

Admit Weekend行ってきました

Admit Weekendというのがあって昨日はRound 1で合格した学生を対象にクラブ紹介をやってきた。我がEMG(Emerging Market Group)にも関心を持ってくれる学生はかなり多く、中には「こういう会社で働きたい」という明確なターゲットを持っている人もいた。Emerging Market関係の仕事というのは結構探しにくいので、そこまで掘り下げられている人は本当にスゴイ。

アメリカのJob Marketは超Competitive。そんな中で勝ち残る戦略の一つは、他人との差異化なわけで、シカゴの学生の中でも優秀だなー、と僕が感じる人は皆、アタマの回転が早いだけではなくて、狭く深く掘り下げたキャリアプランを持っている。もちろん、MBAはキャリアのショーケース的なところもあるので、幅広く見るタイプの人も多いのだが、やっぱりリスクをかけて絞りこんでいる人の方が職探しでも良い成果を得ている気がする。

素晴らしいのがEMGのCo-Chair達で、Non-profit, Infrastructure, Finance, Entrepreneurshipと多彩なキャリアを持った人たちとのディスカッションを楽しめる。Admit Weekendのあとは、1年間のグループの活動計画を議論。今後数十年の経済の成長を考えると、アジアやアフリカの途上国の成長は日本やアメリカを「確実に」outperformする筈なのに、まだまだシカゴの学生のEmerging Marketへの関心は低い。どうやって皆の関心を高めていくか?外部からの講師の招聘や、DCや外国へのトレックはどうするか?議論は尽きない。授業も大事だけれど、こういう議論をするためにアメリカくんだりまで来ているんだよなぁ。

しかしまぁ、彼らと話していると自分の力のなさ・情報量の少なさを痛感しますな。途上国での仕事の経験や知識では日本の同世代には負けない自信はあるが、途上国をフィールドとする以上は潜在的なライバルである彼らと比べて、自分のキャリアフォーカスやネットワーキングが如何に中途半端かというのを思い知らされて情けなくなります。

ところで、Admit Weekendは日本の学生にとっても結構面白いと思います。僕は去年は合格者として参加しましたが、シカゴのアメリカ人がどんな感じか、とか生徒がどんなところに住んでいるかとかを見ることが出来ますし、去年なんかはシカゴの有名な図書館の最上階にあるパーティー会場を貸しきって飲み会をやりました。Round 2の合格者の方も是非いらしてください。日本人一同で歓迎します。

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