2010年4月22日木曜日

BRICs Speaker Series


というのを企画して各国の専門家にBusiness Environment等を話してもらう、というのをEmerging Markets Groupでやっています。ということで今日はその第一回だったのですが、先日香港で知り合った弁護士がたまたまシカゴに来るということで、ランチの時間にBoothまで来てもらいました。プレゼンにはアジア系の学生を中心に30人くらいが来てくれて、さらにマリアンヌ大先生までいらして頂き、大いに盛り上がりました。

僕としてもネットワーク作りからロジまで一通りやったので、非常に良い経験になりましたが、マーケティングの仕方、アジェンダセッティング等についてはもう少し詰める事が出来たなぁと、若干反省。

ところで、マリアンヌ大先生というのはBoothの経済学の先生で、ジェンダー、法制度、社会的慣習などの外部要因が経済(もしくはミクロ経済に基づく個人・企業の意思決定)に及ぼす影響を研究している方です。リンク先の写真はかわいくて穏やかな感じですが、授業は超肉食系。まさにそのパワーこそが、膨大な量の研究を可能にしているのだな、と感じます。実際にBiosをみると、American Economic Reviewであるとか、主要なジャーナルへの投稿数が物凄い…。

今回は授業の合間に、「良かったら来てください」と声をかけたのですが、マジで参加してくれる辺りは、さすがBoothと言ったところです。彼女からは、「この話、授業で使いたいからもし出来たらプレゼンを送って」というあり難いお言葉をいただいたので、若干ですがBoothの授業にも貢献出来そうです。

ところで、Co-Chairの一人が↑のバナーを作ってくれたのですが、一番右は中国というより日本だよね。まぁ、今のところ誰もそんなこと気にしていないので放置。そんなもんです。

さぁ、今日は宿題をやりながら事業仕分けを見るかな…。

2 件のコメント:

  1. はじめまして、ツイッターでフォローさせていただいているaymatsuです。

    某国際協力関係機関にお勤めでいらしたとのこと、私はまさしくその分野の研究者を目指して、バークレーの農業経済系大学院におります。

    マリアンヌ・ベルトランの講義を取っていらっしゃるのですか?すばらしいですね。

    私は彼女のような分野をやっているのでBoothに留学していらっしゃるとはとても羨ましいです。

    ツイート楽しみに読ませていただきますね!
    どうぞよろしくお願いします。

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  2. す、スミマセン、返信遅くなりました。というかコメントいただいているのに全く気付きませんでした。農業経済といえば私も原先生のゼミに顔を出させてもらって薫陶をうけていました。

    途上国の経済を研究するにあたってはマリアンヌがやっているようなNon-Market Environmentというのは滅茶苦茶面白いファクターですよね。私自身は彼女の膨大な研究量とバイタリティーに日々圧倒されてますね・・・。いつか研究の話を聞かせてください。

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