と、いうことで、今学期も4つ授業をとることにしました。
International Corporate Finance
New Venture Strategy
Money and Banking
Marketing of Services
本当は3つで良かったし、できるだけほかの事に時間を割きたいのですが、どうも先学期くらいから授業での学びのレベルが確変状態になってきたので、ここはちょっと頑張るか、ということで4つ。今のところどの授業も異常に面白いです。先学期と比べると予習の量も大分少ないので楽だし。
中でも、International Corporate Financeというクラスは、IMFの元チーフエコノミストにして現インド首相のEconomic AdvisorのRaghuram Rajanというシカゴ大のスーパースター教授が教える授業なのですが、これが異常に面白い。1週目がミャンマーのパイプライン、2週目が世界各国の電力プロジェクトのポートフォリオマネジメント、そして来週はPetroBras(ブラジルの石油会社)と、まさに新興国インフラ投資関係のケースの連続。ケースがあまりに面白くて、読み出すと止まらない感じ。授業のハンドリングもなかなか良く、特に国際マクロの観点からの洞察が今のところアツい。研究・実務ともに活躍されている方だからか、エネルギッシュで、オーラが出ている感じです。
僕にとってはこの2年間で一番取りたかった授業だったこともあり、力が入ります。授業の合間にコーヒーを飲みながら先日行ったブラジルの投資関係の雑談をしたりして、出来るだけお近づきになろうとしています。ちなみに、彼の著書"Fault Lines"(最近若干不謹慎なタイトル)にサインを貰って先日のトレックに持っていったのだけれど、自分の分にもサイン入れてもらうのをすっかり忘れていた…
2011年4月11日月曜日
2011年4月5日火曜日
春巡業終了
シカゴに戻ってまいりました。期末試験が終わり、すぐにサンティアゴ(チリ)、リオ・サンパウロ(ブラジル)に飛び、先週の水曜日にシカゴに戻り、さらに週末はボストンに行ってきました。
南米の旅はインフラストラクチャー・トレックということで、昨年の春学期と同じく、インフラ投資家・オペレーターに話を聞きに行ってきました。その後のボストンは、ハーバードで開催されたInternational Development Conferenceに出席してきました。
ま、昨年と全く同じ感じなんですが、さすがに2週間連続で移動していて、疲れた…。とはいえ、今学期がBoothでの最後の学期なので、一休みしてガンガンいきまっせ。
南米の旅はインフラストラクチャー・トレックということで、昨年の春学期と同じく、インフラ投資家・オペレーターに話を聞きに行ってきました。その後のボストンは、ハーバードで開催されたInternational Development Conferenceに出席してきました。
ま、昨年と全く同じ感じなんですが、さすがに2週間連続で移動していて、疲れた…。とはいえ、今学期がBoothでの最後の学期なので、一休みしてガンガンいきまっせ。
2011年3月10日木曜日
ドラゴンボール的キャリア形成の時代はとっくに終わっている
さて、唐突ですが、ドラゴンボールという漫画では、戦闘力という数値がありました。知らない人は少ないと思いますが、高ければ高い程強いという、アレです。Wikiったところ、農夫の戦闘力は5、宇宙最強の存在であるフリーザの変身前の戦闘力は53万らしいです。
ドラゴンボールが流行ったのがバブル全盛期。僕も小学生でかなりアツくなっていました。
で、その後の少年ジャンプといえばOne PieceやHunter Hunterですよね。One Pieceでは賞金額という若干戦闘力に似たシステムがありますが、こういった最近の少年漫画は、基本的には色々な能力を持った人が協力して戦う、といった類のものが多いです。
で、世の中というのも、同じような変遷があると思うんですよね。
バブル以前は、「全体的に」優秀な人から順番に、省庁、商社、銀行、メーカー…という風に仕事を選んでいって、優秀な人がより規模の大きいものを取り扱っていた。経済全体に追い風が吹いている中では、規模の大きい事業が一番大きなオカネを生んでいたし、成長のポテンシャルもあったわけですよね。戦闘力志向の社会です。
ですが、最近は若干様相が違うみたいです。経済全体としては向かい風の中で、どうも一番大きい事業と一番成長する事業は違うらしい、という感じになってきた。さらに言うと、どうも海外の人たちは専門特化した人が多くて、「全体的に」優秀な人が特定技能に著しく秀でた海外のライバルに勝てなくなってきた。One Pieceで滅茶苦茶強い敵が普段は使えない仲間キャラに特殊な技で倒されるように。こちらは悪魔の実志向の社会(=One Pieceですね)。
所詮、人間の戦闘力(=全体的な能力)の差なんていうのはプラスマイナス10%程度で、ドラゴンボール程に大きな開きは無いわけですから、その中でよい成果を出そうとしたら、専門特化しかないわけですよね。そして自分のユニークさを築きあげることの出来る、構想力が大事。
0.1%とか0.2%とかの小さな戦闘力の差を巡って戦うよりは、そっちの方が余程健全な気もします。
しかしながら、いまだに大手企業の新卒採用というのは、入ってから幾つかの部署を経験し、最終的には「全体的な」能力の高い人材を育てようとしている。さらに言うと、なんとなく世の中で戦闘力の高い企業の序列みたいなものがインプリシットに存在している。で、そこから逆算風に、いい大学、いい高校、いい中学という風に小学校ぐらいまで序列化されている。
日本の社会の仕組みが世の中の仕組みの変化についていってないんですよね。
よくよく考えてキャリア形成をしたほうが良いと思います。
ドラゴンボールが流行ったのがバブル全盛期。僕も小学生でかなりアツくなっていました。
で、その後の少年ジャンプといえばOne PieceやHunter Hunterですよね。One Pieceでは賞金額という若干戦闘力に似たシステムがありますが、こういった最近の少年漫画は、基本的には色々な能力を持った人が協力して戦う、といった類のものが多いです。
で、世の中というのも、同じような変遷があると思うんですよね。
バブル以前は、「全体的に」優秀な人から順番に、省庁、商社、銀行、メーカー…という風に仕事を選んでいって、優秀な人がより規模の大きいものを取り扱っていた。経済全体に追い風が吹いている中では、規模の大きい事業が一番大きなオカネを生んでいたし、成長のポテンシャルもあったわけですよね。戦闘力志向の社会です。
ですが、最近は若干様相が違うみたいです。経済全体としては向かい風の中で、どうも一番大きい事業と一番成長する事業は違うらしい、という感じになってきた。さらに言うと、どうも海外の人たちは専門特化した人が多くて、「全体的に」優秀な人が特定技能に著しく秀でた海外のライバルに勝てなくなってきた。One Pieceで滅茶苦茶強い敵が普段は使えない仲間キャラに特殊な技で倒されるように。こちらは悪魔の実志向の社会(=One Pieceですね)。
所詮、人間の戦闘力(=全体的な能力)の差なんていうのはプラスマイナス10%程度で、ドラゴンボール程に大きな開きは無いわけですから、その中でよい成果を出そうとしたら、専門特化しかないわけですよね。そして自分のユニークさを築きあげることの出来る、構想力が大事。
0.1%とか0.2%とかの小さな戦闘力の差を巡って戦うよりは、そっちの方が余程健全な気もします。
しかしながら、いまだに大手企業の新卒採用というのは、入ってから幾つかの部署を経験し、最終的には「全体的な」能力の高い人材を育てようとしている。さらに言うと、なんとなく世の中で戦闘力の高い企業の序列みたいなものがインプリシットに存在している。で、そこから逆算風に、いい大学、いい高校、いい中学という風に小学校ぐらいまで序列化されている。
日本の社会の仕組みが世の中の仕組みの変化についていってないんですよね。
よくよく考えてキャリア形成をしたほうが良いと思います。
2011年2月22日火曜日
道は険しい
最近何をやっているかというと、勉強ばっかしてます。
がちがちのCorporate Financeです。シカゴにきて、これがやりたくて仕方が無かったのですが、先行して取っておくべきInvestmentsや戦略の授業があったので、このタイミングで取ることになりました。PEやVCの仕組みやディールをケースで学んだり、M&AやSpin-offのケースを学んだりしつつ、基礎固めが出来るFinancial Statement Analysisの授業を取ったりしています。
政府・家計・企業という3つの経済主体のうち企業にガチで焦点を当てていることになる(企業行動のロジックを勉強するというのが本質だと思うので)のですが、今まで開発経済を勉強したり途上国で仕事をしたりしていて、なんとなくよく分かっていなかった部分にガッチリと当てはまる知識が入ってくる感じです。具体的には?と言われると困るのですが、もう少し自分の中で昇華しきる時間が必要。あと3週間残っているしね。
と、いうことで、少しずつ自分の目指す方向に進んでいるような気がするのですが、Was it a right direction?という疑問が常に頭をよぎり不安になります。でもここできっちり基礎固めをして途上国で応用する、というのがセオリーだと思うので、やるしかないです。まぁ、あまりに授業が楽しすぎてかつ大変すぎてそれどころじゃないんですけどね。
がちがちのCorporate Financeです。シカゴにきて、これがやりたくて仕方が無かったのですが、先行して取っておくべきInvestmentsや戦略の授業があったので、このタイミングで取ることになりました。PEやVCの仕組みやディールをケースで学んだり、M&AやSpin-offのケースを学んだりしつつ、基礎固めが出来るFinancial Statement Analysisの授業を取ったりしています。
政府・家計・企業という3つの経済主体のうち企業にガチで焦点を当てていることになる(企業行動のロジックを勉強するというのが本質だと思うので)のですが、今まで開発経済を勉強したり途上国で仕事をしたりしていて、なんとなくよく分かっていなかった部分にガッチリと当てはまる知識が入ってくる感じです。具体的には?と言われると困るのですが、もう少し自分の中で昇華しきる時間が必要。あと3週間残っているしね。
と、いうことで、少しずつ自分の目指す方向に進んでいるような気がするのですが、Was it a right direction?という疑問が常に頭をよぎり不安になります。でもここできっちり基礎固めをして途上国で応用する、というのがセオリーだと思うので、やるしかないです。まぁ、あまりに授業が楽しすぎてかつ大変すぎてそれどころじゃないんですけどね。
2011年1月20日木曜日
冬学期の授業
MBAには2学期制の学校(HBSとかWharton)とQuarter制の学校があるのですが、Chicago BoothはQuarter制で、秋学期、冬学期、春学期の3つがあります。実は夏もあるのですが、これはあまり取る人がいない。と、いうことで、1月の3日から冬学期が始まりました。今学期の授業はこんな感じです。
・Entrepreneurial Finance and Private Equity
・Cases in Financial Management
・Financial Statement Analysis
・Technology Strategy
どのクラスも事前課題が結構重くて、3週目にして死にそうになっているのですが、逆に言うと学びという面ではこれまで以上に良いものを得られているような気がします。ムキムキと筋肉がついてきているのが実感できる感じ。と、いうことで、MBAは中だるみというものが無いね。詳しい授業の説明は、また今度書けたらいいと思います。
・Entrepreneurial Finance and Private Equity
・Cases in Financial Management
・Financial Statement Analysis
・Technology Strategy
どのクラスも事前課題が結構重くて、3週目にして死にそうになっているのですが、逆に言うと学びという面ではこれまで以上に良いものを得られているような気がします。ムキムキと筋肉がついてきているのが実感できる感じ。と、いうことで、MBAは中だるみというものが無いね。詳しい授業の説明は、また今度書けたらいいと思います。
2011年1月18日火曜日
良い年にしたいです
新年モードでも無くなってしまいましたが、2011年。実はMBA生活もあと5ヶ月を切っている、ということで、俄かに周りでは飲み会モードに入りつつある人もいたりして、昨日もチャイナタウンでディナーをして、「これからはもっと飲もうな」とアツく誓い合っていたわけです。
今年はアウトプットの機会を増やしていきたいな、と思っています。学生なのでどうしても学校でのお勉強(=インプット)に割く時間が多いのですが、文章にせよ事業という形にせよ、そろそろ外に出さないと、欲求不満になってきているのと、あとはやっぱりアウトプットから得られる学びって大きいですよね。自分の将来のビジネスアイデアも少しずつ出来てきたので、タイミングとしても丁度よさそう。と、いうことで、小さいところから小刻みに、Quick Actionを心がけていこうと思っています。
あとは、アメリカにいる間に出来るネットワーキングは引き続き頑張っていきたいです。学部生の頃は「今しか出来ないから」という理由で何かをやっている人が超嫌いだったのですが、歳をとるとそうも言ってられないし、もう少しlong-termで物事を考えられるようになってきたので。
ま、そういう感じですかね。
今年はアウトプットの機会を増やしていきたいな、と思っています。学生なのでどうしても学校でのお勉強(=インプット)に割く時間が多いのですが、文章にせよ事業という形にせよ、そろそろ外に出さないと、欲求不満になってきているのと、あとはやっぱりアウトプットから得られる学びって大きいですよね。自分の将来のビジネスアイデアも少しずつ出来てきたので、タイミングとしても丁度よさそう。と、いうことで、小さいところから小刻みに、Quick Actionを心がけていこうと思っています。
あとは、アメリカにいる間に出来るネットワーキングは引き続き頑張っていきたいです。学部生の頃は「今しか出来ないから」という理由で何かをやっている人が超嫌いだったのですが、歳をとるとそうも言ってられないし、もう少しlong-termで物事を考えられるようになってきたので。
ま、そういう感じですかね。
2010年12月31日金曜日
2010年終わり
あっという間に今年も終わり。本当に色々なものを得られた一年でした。
授業ではファイナンスからマーケティングまで、かなりの数のケースを読みこなし、インターンでの経験も含めてハードな「問題解決スキル」をしっかり身につけられたように感じていますし、自分のスキルに自信が持てるようになってきました。
しかしクラスで得られたことは今年のtakeawayの半分にも満たない。Emerging Markets GroupやJapan ClubのCo-Chairとしてイベントを企画していく中で、グローバルな環境で「やっていく」、自分の強みを出してチームとして成果を出すことが出来るようになってきました。
そして何よりも大事なのが自分のAspirationの進化。就職活動、ネットワーキング、アジアやDCへのトレックを通じてアツい出会いがありましたし、 夏の日本滞在期間中やtwitterを通じてもCareer Aspirationを共有できる素晴らしい友人と知り合うことが出来ました。そんな出会いを通じて、自分が今後10年、20年かけて、何を築きあげたいか、そのために今、何をするかがはっきりしてきたと感じています。
本当に素晴らしい一年でした。支えてくれた友人や先輩、家族に感謝です。
しかし、自分の変化のスピード以上に、世の中の変化のスピードが速い一年でもありました。欧米の投資家からのアジア・アフリカへの投資熱は歴史的な高まりを見せましたし、日本でもアジア・アフリカを見る視座が大きく変わったように感じています。日本に一時帰国して、大企業の新興国ビジネスへの関心の高さには驚きましたし、20代、30代の同世代の人たちがどんどん新しい事業を起こしている。新卒の就職活動をしていた5~6年前は、途上国なんてオカネにならない、といわれ続けていたのが、大きな変化です。
「ようやく時代が追いついてきた」と言いたいところですが、その波に乗り切れるだけの力がまだ足りない。アイデアが足りない。新興国への投資と事業開発を通じて、日本と新興国の架け橋となる、そのためにはどう動くか。2011年は、もっと果敢にアクションをとって行きたいと思います。
と、いうことで、今年の最後の一枚は、先日行ったContemporary Art Museumで撮ったタモさんの絵www
来年もまた、宜しくお願いします!!
授業ではファイナンスからマーケティングまで、かなりの数のケースを読みこなし、インターンでの経験も含めてハードな「問題解決スキル」をしっかり身につけられたように感じていますし、自分のスキルに自信が持てるようになってきました。
しかしクラスで得られたことは今年のtakeawayの半分にも満たない。Emerging Markets GroupやJapan ClubのCo-Chairとしてイベントを企画していく中で、グローバルな環境で「やっていく」、自分の強みを出してチームとして成果を出すことが出来るようになってきました。
そして何よりも大事なのが自分のAspirationの進化。就職活動、ネットワーキング、アジアやDCへのトレックを通じてアツい出会いがありましたし、 夏の日本滞在期間中やtwitterを通じてもCareer Aspirationを共有できる素晴らしい友人と知り合うことが出来ました。そんな出会いを通じて、自分が今後10年、20年かけて、何を築きあげたいか、そのために今、何をするかがはっきりしてきたと感じています。
本当に素晴らしい一年でした。支えてくれた友人や先輩、家族に感謝です。
しかし、自分の変化のスピード以上に、世の中の変化のスピードが速い一年でもありました。欧米の投資家からのアジア・アフリカへの投資熱は歴史的な高まりを見せましたし、日本でもアジア・アフリカを見る視座が大きく変わったように感じています。日本に一時帰国して、大企業の新興国ビジネスへの関心の高さには驚きましたし、20代、30代の同世代の人たちがどんどん新しい事業を起こしている。新卒の就職活動をしていた5~6年前は、途上国なんてオカネにならない、といわれ続けていたのが、大きな変化です。
「ようやく時代が追いついてきた」と言いたいところですが、その波に乗り切れるだけの力がまだ足りない。アイデアが足りない。新興国への投資と事業開発を通じて、日本と新興国の架け橋となる、そのためにはどう動くか。2011年は、もっと果敢にアクションをとって行きたいと思います。
と、いうことで、今年の最後の一枚は、先日行ったContemporary Art Museumで撮ったタモさんの絵www
来年もまた、宜しくお願いします!!
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