さて、唐突ですが、ドラゴンボールという漫画では、戦闘力という数値がありました。知らない人は少ないと思いますが、高ければ高い程強いという、アレです。Wikiったところ、農夫の戦闘力は5、宇宙最強の存在であるフリーザの変身前の戦闘力は53万らしいです。
ドラゴンボールが流行ったのがバブル全盛期。僕も小学生でかなりアツくなっていました。
で、その後の少年ジャンプといえばOne PieceやHunter Hunterですよね。One Pieceでは賞金額という若干戦闘力に似たシステムがありますが、こういった最近の少年漫画は、基本的には色々な能力を持った人が協力して戦う、といった類のものが多いです。
で、世の中というのも、同じような変遷があると思うんですよね。
バブル以前は、「全体的に」優秀な人から順番に、省庁、商社、銀行、メーカー…という風に仕事を選んでいって、優秀な人がより規模の大きいものを取り扱っていた。経済全体に追い風が吹いている中では、規模の大きい事業が一番大きなオカネを生んでいたし、成長のポテンシャルもあったわけですよね。戦闘力志向の社会です。
ですが、最近は若干様相が違うみたいです。経済全体としては向かい風の中で、どうも一番大きい事業と一番成長する事業は違うらしい、という感じになってきた。さらに言うと、どうも海外の人たちは専門特化した人が多くて、「全体的に」優秀な人が特定技能に著しく秀でた海外のライバルに勝てなくなってきた。One Pieceで滅茶苦茶強い敵が普段は使えない仲間キャラに特殊な技で倒されるように。こちらは悪魔の実志向の社会(=One Pieceですね)。
所詮、人間の戦闘力(=全体的な能力)の差なんていうのはプラスマイナス10%程度で、ドラゴンボール程に大きな開きは無いわけですから、その中でよい成果を出そうとしたら、専門特化しかないわけですよね。そして自分のユニークさを築きあげることの出来る、構想力が大事。
0.1%とか0.2%とかの小さな戦闘力の差を巡って戦うよりは、そっちの方が余程健全な気もします。
しかしながら、いまだに大手企業の新卒採用というのは、入ってから幾つかの部署を経験し、最終的には「全体的な」能力の高い人材を育てようとしている。さらに言うと、なんとなく世の中で戦闘力の高い企業の序列みたいなものがインプリシットに存在している。で、そこから逆算風に、いい大学、いい高校、いい中学という風に小学校ぐらいまで序列化されている。
日本の社会の仕組みが世の中の仕組みの変化についていってないんですよね。
よくよく考えてキャリア形成をしたほうが良いと思います。
2011年3月10日木曜日
2011年2月22日火曜日
道は険しい
最近何をやっているかというと、勉強ばっかしてます。
がちがちのCorporate Financeです。シカゴにきて、これがやりたくて仕方が無かったのですが、先行して取っておくべきInvestmentsや戦略の授業があったので、このタイミングで取ることになりました。PEやVCの仕組みやディールをケースで学んだり、M&AやSpin-offのケースを学んだりしつつ、基礎固めが出来るFinancial Statement Analysisの授業を取ったりしています。
政府・家計・企業という3つの経済主体のうち企業にガチで焦点を当てていることになる(企業行動のロジックを勉強するというのが本質だと思うので)のですが、今まで開発経済を勉強したり途上国で仕事をしたりしていて、なんとなくよく分かっていなかった部分にガッチリと当てはまる知識が入ってくる感じです。具体的には?と言われると困るのですが、もう少し自分の中で昇華しきる時間が必要。あと3週間残っているしね。
と、いうことで、少しずつ自分の目指す方向に進んでいるような気がするのですが、Was it a right direction?という疑問が常に頭をよぎり不安になります。でもここできっちり基礎固めをして途上国で応用する、というのがセオリーだと思うので、やるしかないです。まぁ、あまりに授業が楽しすぎてかつ大変すぎてそれどころじゃないんですけどね。
がちがちのCorporate Financeです。シカゴにきて、これがやりたくて仕方が無かったのですが、先行して取っておくべきInvestmentsや戦略の授業があったので、このタイミングで取ることになりました。PEやVCの仕組みやディールをケースで学んだり、M&AやSpin-offのケースを学んだりしつつ、基礎固めが出来るFinancial Statement Analysisの授業を取ったりしています。
政府・家計・企業という3つの経済主体のうち企業にガチで焦点を当てていることになる(企業行動のロジックを勉強するというのが本質だと思うので)のですが、今まで開発経済を勉強したり途上国で仕事をしたりしていて、なんとなくよく分かっていなかった部分にガッチリと当てはまる知識が入ってくる感じです。具体的には?と言われると困るのですが、もう少し自分の中で昇華しきる時間が必要。あと3週間残っているしね。
と、いうことで、少しずつ自分の目指す方向に進んでいるような気がするのですが、Was it a right direction?という疑問が常に頭をよぎり不安になります。でもここできっちり基礎固めをして途上国で応用する、というのがセオリーだと思うので、やるしかないです。まぁ、あまりに授業が楽しすぎてかつ大変すぎてそれどころじゃないんですけどね。
2011年1月20日木曜日
冬学期の授業
MBAには2学期制の学校(HBSとかWharton)とQuarter制の学校があるのですが、Chicago BoothはQuarter制で、秋学期、冬学期、春学期の3つがあります。実は夏もあるのですが、これはあまり取る人がいない。と、いうことで、1月の3日から冬学期が始まりました。今学期の授業はこんな感じです。
・Entrepreneurial Finance and Private Equity
・Cases in Financial Management
・Financial Statement Analysis
・Technology Strategy
どのクラスも事前課題が結構重くて、3週目にして死にそうになっているのですが、逆に言うと学びという面ではこれまで以上に良いものを得られているような気がします。ムキムキと筋肉がついてきているのが実感できる感じ。と、いうことで、MBAは中だるみというものが無いね。詳しい授業の説明は、また今度書けたらいいと思います。
・Entrepreneurial Finance and Private Equity
・Cases in Financial Management
・Financial Statement Analysis
・Technology Strategy
どのクラスも事前課題が結構重くて、3週目にして死にそうになっているのですが、逆に言うと学びという面ではこれまで以上に良いものを得られているような気がします。ムキムキと筋肉がついてきているのが実感できる感じ。と、いうことで、MBAは中だるみというものが無いね。詳しい授業の説明は、また今度書けたらいいと思います。
2011年1月18日火曜日
良い年にしたいです
新年モードでも無くなってしまいましたが、2011年。実はMBA生活もあと5ヶ月を切っている、ということで、俄かに周りでは飲み会モードに入りつつある人もいたりして、昨日もチャイナタウンでディナーをして、「これからはもっと飲もうな」とアツく誓い合っていたわけです。
今年はアウトプットの機会を増やしていきたいな、と思っています。学生なのでどうしても学校でのお勉強(=インプット)に割く時間が多いのですが、文章にせよ事業という形にせよ、そろそろ外に出さないと、欲求不満になってきているのと、あとはやっぱりアウトプットから得られる学びって大きいですよね。自分の将来のビジネスアイデアも少しずつ出来てきたので、タイミングとしても丁度よさそう。と、いうことで、小さいところから小刻みに、Quick Actionを心がけていこうと思っています。
あとは、アメリカにいる間に出来るネットワーキングは引き続き頑張っていきたいです。学部生の頃は「今しか出来ないから」という理由で何かをやっている人が超嫌いだったのですが、歳をとるとそうも言ってられないし、もう少しlong-termで物事を考えられるようになってきたので。
ま、そういう感じですかね。
今年はアウトプットの機会を増やしていきたいな、と思っています。学生なのでどうしても学校でのお勉強(=インプット)に割く時間が多いのですが、文章にせよ事業という形にせよ、そろそろ外に出さないと、欲求不満になってきているのと、あとはやっぱりアウトプットから得られる学びって大きいですよね。自分の将来のビジネスアイデアも少しずつ出来てきたので、タイミングとしても丁度よさそう。と、いうことで、小さいところから小刻みに、Quick Actionを心がけていこうと思っています。
あとは、アメリカにいる間に出来るネットワーキングは引き続き頑張っていきたいです。学部生の頃は「今しか出来ないから」という理由で何かをやっている人が超嫌いだったのですが、歳をとるとそうも言ってられないし、もう少しlong-termで物事を考えられるようになってきたので。
ま、そういう感じですかね。
2010年12月31日金曜日
2010年終わり
あっという間に今年も終わり。本当に色々なものを得られた一年でした。
授業ではファイナンスからマーケティングまで、かなりの数のケースを読みこなし、インターンでの経験も含めてハードな「問題解決スキル」をしっかり身につけられたように感じていますし、自分のスキルに自信が持てるようになってきました。
しかしクラスで得られたことは今年のtakeawayの半分にも満たない。Emerging Markets GroupやJapan ClubのCo-Chairとしてイベントを企画していく中で、グローバルな環境で「やっていく」、自分の強みを出してチームとして成果を出すことが出来るようになってきました。
そして何よりも大事なのが自分のAspirationの進化。就職活動、ネットワーキング、アジアやDCへのトレックを通じてアツい出会いがありましたし、 夏の日本滞在期間中やtwitterを通じてもCareer Aspirationを共有できる素晴らしい友人と知り合うことが出来ました。そんな出会いを通じて、自分が今後10年、20年かけて、何を築きあげたいか、そのために今、何をするかがはっきりしてきたと感じています。
本当に素晴らしい一年でした。支えてくれた友人や先輩、家族に感謝です。
しかし、自分の変化のスピード以上に、世の中の変化のスピードが速い一年でもありました。欧米の投資家からのアジア・アフリカへの投資熱は歴史的な高まりを見せましたし、日本でもアジア・アフリカを見る視座が大きく変わったように感じています。日本に一時帰国して、大企業の新興国ビジネスへの関心の高さには驚きましたし、20代、30代の同世代の人たちがどんどん新しい事業を起こしている。新卒の就職活動をしていた5~6年前は、途上国なんてオカネにならない、といわれ続けていたのが、大きな変化です。
「ようやく時代が追いついてきた」と言いたいところですが、その波に乗り切れるだけの力がまだ足りない。アイデアが足りない。新興国への投資と事業開発を通じて、日本と新興国の架け橋となる、そのためにはどう動くか。2011年は、もっと果敢にアクションをとって行きたいと思います。
と、いうことで、今年の最後の一枚は、先日行ったContemporary Art Museumで撮ったタモさんの絵www
来年もまた、宜しくお願いします!!
授業ではファイナンスからマーケティングまで、かなりの数のケースを読みこなし、インターンでの経験も含めてハードな「問題解決スキル」をしっかり身につけられたように感じていますし、自分のスキルに自信が持てるようになってきました。
しかしクラスで得られたことは今年のtakeawayの半分にも満たない。Emerging Markets GroupやJapan ClubのCo-Chairとしてイベントを企画していく中で、グローバルな環境で「やっていく」、自分の強みを出してチームとして成果を出すことが出来るようになってきました。
そして何よりも大事なのが自分のAspirationの進化。就職活動、ネットワーキング、アジアやDCへのトレックを通じてアツい出会いがありましたし、 夏の日本滞在期間中やtwitterを通じてもCareer Aspirationを共有できる素晴らしい友人と知り合うことが出来ました。そんな出会いを通じて、自分が今後10年、20年かけて、何を築きあげたいか、そのために今、何をするかがはっきりしてきたと感じています。
本当に素晴らしい一年でした。支えてくれた友人や先輩、家族に感謝です。
しかし、自分の変化のスピード以上に、世の中の変化のスピードが速い一年でもありました。欧米の投資家からのアジア・アフリカへの投資熱は歴史的な高まりを見せましたし、日本でもアジア・アフリカを見る視座が大きく変わったように感じています。日本に一時帰国して、大企業の新興国ビジネスへの関心の高さには驚きましたし、20代、30代の同世代の人たちがどんどん新しい事業を起こしている。新卒の就職活動をしていた5~6年前は、途上国なんてオカネにならない、といわれ続けていたのが、大きな変化です。
「ようやく時代が追いついてきた」と言いたいところですが、その波に乗り切れるだけの力がまだ足りない。アイデアが足りない。新興国への投資と事業開発を通じて、日本と新興国の架け橋となる、そのためにはどう動くか。2011年は、もっと果敢にアクションをとって行きたいと思います。
と、いうことで、今年の最後の一枚は、先日行ったContemporary Art Museumで撮ったタモさんの絵www
来年もまた、宜しくお願いします!!
2010年12月30日木曜日
今年の面白かった小説4選
学期中は何故かまったく読む気になれないのですが、旅行中や休みの期間、日本語で小説を読むと非常に幸せになります。と、言うことで今年読んだ何冊かの中で、ベストの4冊はこちら。
アブサロム、アブサロム! (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-9)
著者:ウィリアム フォークナー
河出書房新社(2008-07-11)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
最初の半分くらいを読んでいるところでは、ありがちな大河小説か?と思うのですが、後半話が進むにつれて、重層的にストーリーが織り込まれていく。その重厚さに圧巻されました。南北戦争後のアメリカの社会変動と差別を背景にかかれた一冊。
冷血
著者:トルーマン・カポーティ
新潮社(2005-09-29)
販売元:Amazon.co.jp
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中西部の田舎町で起きた一家殺人事件を追う一冊。緻密な調査に基づいて書かれた実話で、事件を追う緊張感とアメリカの田舎の乾いた風、そして犯人達の不可解で狂気じみた息遣いが伝わってくる素晴らしい本です。
少将滋幹の母 (中公文庫)
著者:谷崎 潤一郎
中央公論新社(2006-03)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
美しい日本語を味わう一冊。平安時代を背景とした寓話風の話で、読み進むにつれて不思議な雰囲気になります。
大地 (1) (岩波文庫)
著者:パール・バック
岩波書店(1997-02-17)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これは前もとりあげましたが、中国を舞台としたオーセンティックな大河小説ながら全く飽きさせません。徹夜必死。
来年もちょくちょく時間を見つけて読んでいきたいなぁ。
著者:ウィリアム フォークナー
河出書房新社(2008-07-11)
販売元:Amazon.co.jp
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最初の半分くらいを読んでいるところでは、ありがちな大河小説か?と思うのですが、後半話が進むにつれて、重層的にストーリーが織り込まれていく。その重厚さに圧巻されました。南北戦争後のアメリカの社会変動と差別を背景にかかれた一冊。
著者:トルーマン・カポーティ
新潮社(2005-09-29)
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中西部の田舎町で起きた一家殺人事件を追う一冊。緻密な調査に基づいて書かれた実話で、事件を追う緊張感とアメリカの田舎の乾いた風、そして犯人達の不可解で狂気じみた息遣いが伝わってくる素晴らしい本です。
著者:谷崎 潤一郎
中央公論新社(2006-03)
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美しい日本語を味わう一冊。平安時代を背景とした寓話風の話で、読み進むにつれて不思議な雰囲気になります。
著者:パール・バック
岩波書店(1997-02-17)
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これは前もとりあげましたが、中国を舞台としたオーセンティックな大河小説ながら全く飽きさせません。徹夜必死。
来年もちょくちょく時間を見つけて読んでいきたいなぁ。
2010年12月29日水曜日
サンクスギビング前後の食事情
サンクスギビングからレポートの連続提出、期末試験、旅行と嵐のような1ヶ月を終えて、ようやくひと段落しました。来週3日からは授業なので、にわかにそろそろ気合を入れ始めないといけないのですが、ブログもちゃんと書きたい!と思っています。ということで、リハビリにサンクスギビングあたりの食事情をアップします。
まずはP氏の家で食べたシカゴピザ。異常に分厚いチーズの層が体脂肪率に確実な一撃を与えます。シカゴ名物なのですが、一年に一回食べればそれ以上は食べたくなくなります。
さらにサンクスギビングに招かれていったZ氏の家で食べたターキー。非常にやわらかく、ソースも美味!前菜にでたパンプキンスープも濃厚な味わい。アメリカの料理は不味いと常日頃言っていましたが、彼の家でのディナーでイメージが大きく変わりました。家庭料理は旨い!
さらに我が家で開催のサンクスギビング日本食パーティー。僕の作ったカリフォルニアロールとウナギキュウリロールは大評判。
最後にやっぱりこれですね。山頭火。滅多にいけないシカゴ郊外にあるのですが、ラーメンはいつでも僕を幸せにしてくれます。
ところで昨日、地下鉄でラーメン特集を読んでいるアメリカ人がいました。山頭火といい牛角といい、日本食のアメリカでの普及には目を見張るものがあります。
まずはP氏の家で食べたシカゴピザ。異常に分厚いチーズの層が体脂肪率に確実な一撃を与えます。シカゴ名物なのですが、一年に一回食べればそれ以上は食べたくなくなります。
さらにサンクスギビングに招かれていったZ氏の家で食べたターキー。非常にやわらかく、ソースも美味!前菜にでたパンプキンスープも濃厚な味わい。アメリカの料理は不味いと常日頃言っていましたが、彼の家でのディナーでイメージが大きく変わりました。家庭料理は旨い!
さらに我が家で開催のサンクスギビング日本食パーティー。僕の作ったカリフォルニアロールとウナギキュウリロールは大評判。
最後にやっぱりこれですね。山頭火。滅多にいけないシカゴ郊外にあるのですが、ラーメンはいつでも僕を幸せにしてくれます。
ところで昨日、地下鉄でラーメン特集を読んでいるアメリカ人がいました。山頭火といい牛角といい、日本食のアメリカでの普及には目を見張るものがあります。
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